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大腸がんを寛解したお客様の腸の変化

更新日:3月13日

ご覧いただきありがとうございます。さくら整体の荻野です。


今回は昨年大腸がんを手術されたお客様のお話をお伝えします。


手術は病状という芽を刈り取るもの。土壌の根っこから改善することは確実に再発を予防することができます。


お客様のご承諾をいただき、がん発見から手術、そして寛解、現在の腸の様子をお伝えします。




最初の違和感は食欲不振…


最初の違和感は、『食欲が落ちた』と感じられたそうです。


ただ、体重の減少も気にならないこともなかったので、そこまで真剣なものとは考えず「夕ご飯の時間なのになかなかお腹が空かないなぁ」程度に捉えていたそう。


このような場合、胃痛があるわけではないので「病院に行こう」までにはなりません。


しかしこの食欲不振の原因。増殖したがん細胞から放出される物質(炎症性サイトカインなど)によって食欲の低下や代謝の異常などが考えられるのです。


下痢と便秘の繰り返し


次に感じた異変は下痢と便秘の繰り返しだったそうです。


今までのようなスッキリとした便がでず、『ぼちゃ』っとした短い細切れの便が出るようになりました。


そして、『身体に良いから』と食べていたミックスナッツ、食べたあと、あぶら汗が出るような腹痛に1時間近く襲われたそうです…


それが2回続き…


がんが大きくなることで大腸内腔が狭くなり、便秘や一定の時間をかけて下痢をするなど、便通の異常が起きやすくなります。


消化不良を起こしたミックスナッツが腫瘍を刺激し、激痛が起きた可能性が考えられます。                                                   

 

膜で覆われた便


その後、数回にわたりオレンジ色をしたゼリー状の膜で覆われた排便がありました。


このゼリー状の出血は「大腸の粘膜からのジワジワとした出血」があることがあります。


痔のような血管の病気からの出血は量が多く液体状になりますが、腸炎のような粘膜から滲み出るような出血の場合は「ゼリー状」になることもあります。


お客様は持病の婦人科疾患を心配され、婦人科を受診されました。


婦人科を受診


お客様は卵巣のう腫をお持ちで、もしかしたらその影響で不調が出ているのではないかと考えられ、かかりつけの婦人科を受診されました。


お腹の上から触る触診では何も感じなかったそうですが、内診の際に痛みを感じられたそうです。


婦人科の先生は「これはおかしい」と判断され、すぐに総合病院へ連絡、受け入れ体制を整えてくださいました。


S状結腸がんが発覚


MRIを撮った結果、『S状態結腸がんのステージ3』と診断されました。


ステージ3とは、リンパ節への転移が見られる状態です。切除手術をされ、術後は抗がん剤治療が始まりました。


ちなみにビワ葉温灸は、手術の2か月後からお使いいただき、


・お腹

・鼠径部

・背骨のきわ


などに当てていただきました。


抗がん剤の影響で白血球の減少がみられ、点滴の抗がん剤は中止になり服薬の抗がん剤治療のみになられましたが、無事、治療クールを終えられることができました。


抗がん剤を服用されている期間は週に2回、当店に水素を吸入されにご来店くださいました。


水素は抗がん剤で発生する活性酸素を除去する働きがあり、身体の免疫を下げないように働きかけます。


術後初めての内視鏡


その後、血液検査や造影剤を使用してのMRI検査などを終え、無事何事もなく経過されました。そして術後、約1年後に内視鏡検査を受けることに。


お客様は長年の睡眠導入剤の服用で、その副作用として麻酔が効きにくい体質になられていました。


手術前の内視鏡検査では腫瘍がじゃまをしてカメラが中に入らず、小型カメラに変えてもなかなか入らなかったそうで…


その間、お客様は痛みに耐え悶絶しながらベッドのへりを握りしめられていたそうです。


痛みのトラウマはやはり恐怖…


腸が柔らかいと弾力が増すので、内視鏡検査前の施術の際に腸もみをさせていただきました。


すると今回の内視鏡はしっかりと意識はあったものの、痛くなく終えることができたそうです!


(もちろん、腫瘍がなくなった、先生の検査のウデが良かったなどあります)



そして検査結果は、


問題なし!


そしてさらに、


腸がとてもきれいな状態


だと、先生に褒めていただいたそうです!


がんがある時の腸の色は、黒緑で「なんかきたない」感じだったそうです。


しかし今回の腸は、手術で止めたホッチキスの跡が鮮明に分かるくらいのピンク色で「うわぁ!腸ってこんなにきれいなものなんだ!」と感動レベル!


術後は便秘もなく、明らかに以前より身体の状態、そして心の状態も良くなっていらっしゃいます。


では、ここまで変化されたお客様が具体的にどのような行動をされたかをご紹介します。


腸の変化を生む行動


  • ビワ葉温灸を当て細胞活性化

  • 水素を吸って悪玉活性酸素を除去

  • 乳酸菌生成エキスを飲んで腸内細菌バランスを整える

  • 神社へお参りをして浄化する

  • 太極拳を行い身体を動かす

  • 人と話す

  • さくら整体での定期的な施術で血行促進



などを取り組んでくださいました。


病気は辛く大変なものですが、自分自身を振り返り改めるきっかけになります。


大変は、大きく変わると意味があります。せっかくなら、幸せの方に大きく変わりたいものです。


お客様をこの1年をそばで見守られていただいて、「明るくなられた」と感じています。


病気を通して確実にご自分らしい、思考・感覚で生きていらっしゃる、そう見えます。


そしてお客様は「私の体験がお役に立てれば」と掲載を快諾してくださいました!体験談には説得力があり希望になります。


お客様にとって大変な1年でしたがその体験を未熟な文章で恐縮ですが、こうやってまとめさせていただけた事、私にとっても本当にありがたいことです。


そして長文を最後までみてくださったあなた様にも感謝申し上げます。



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