末っ子は病気とけが三昧ー
こんにちは。さくら整体のスタッフ荻野です。
私には3人の子どもがいます。(上から高3の男の子、高1の女の子、中1の男の子)
中1の末っ子はサッカーをしていますが、この子がまた病気、けががとてつもなく多い子なんです‥!
生後6か月で肺炎になり、1歳で川崎病に…。先天性の遠視、陰嚢水腫(鼠径部に穴が開いていて、睾丸を包む陰嚢に水が溜まった状態)、出べそ…。
魚の骨がのどに刺さり、チアノーゼに…。(これは思い出しても怖い‼)
髄膜炎の疑いで入院、骨髄液を取りました。そして環軸椎回旋で首を固定…。
まだまだ続きます!股関節を負傷し、5か月サッカーができないほど。サッカーのけがは日常茶飯事なんですが、練習試合に相手と接触し、下唇を3針縫いました。
とりあえず、上記の症状はすべて改善!(下唇を3針縫った以外、手術はしていません)
そしてまたまた試練が!ー
先日とても大切な試合がありました。末っ子はディフェンダーで守りの要です。その試合、とても惜しい負けをしました…。
終了のホイッスルが鳴った瞬間、末っ子は顔を覆い泣き出し…
「あぁ、とても勝ちたい試合だったんだな…」と私含め、保護者の皆さんそう思いました。
しかし、そこからが「?」と思う行動が続いて。着替えも出来ず、ずっと泣き、コーチ、先生がお話ししている間も泣き続け…
自分の荷物も分からず、スパイク倉庫の場所も分からないんです。
私は試合後、仕事に戻りましたが、様子を見ていた保護者の方が「あゆちゃん、〇〇(末っ子の名前)がおかしい‼そばについてあげて」と連絡をくれました。
急いで帰宅すると、うつろな目の末っ子がゆっくりとした口調で、「今日、サッカーの試合だったっけ」「どことしたっけ」「どこで試合をしたっけ」「おれ何もわからんとさ」と、この質問を2分ごとに聞いてくるんです。
最初、「よっぽ負けたのが悔しくてパニックになっているんだな」と思っていたのでゆっくり、優しく、その都度返事をしていました。
不安を取り除くためにビワ葉温灸セラピストの出番ー
とりあえず、「脳が疲労していることは間違いない」と思いました。
情報処理が追いつかない様子は一目瞭然だったので、とにかく末っ子の気持ちが楽になるように、穏やかな口調で会話し、自律神経を調節するために以下のことを行いました。
背骨の際をゆるめ、背中にビワ葉温灸を当てる
盆の首にビワ葉温灸を当て、首の緊張をとり、脳への血流を促す
指ヨガを行い、脳をリラックス
アロマを枕もとに置き、香りから脳をリラックス
すると、夜の10時ごろにはいつもの末っ子にもどっていました。特に頭を打った様子もなく、他に外傷もありません。しかし、「今日の試合のことは思い出せない」と言っていました…。
念のため、病院へ。そこで分かったことー
土曜日が試合だったので、日曜日は自宅でゆっくり過ごさせ、月曜日に脳外科に受診しました。インターネットで症状を調べて、それらしい病名は分かっていたので「念のため」という気持ちでした。
経緯や状況を説明しMRIを撮った結果、予想していた通り【一過性全健忘】という症状でした。
極度の緊張と脱水状態が重なり、脳が一時的にその時の記憶を覚えきれていない状態のことを言います。(中年の方に多いそうです)
記憶をつかさどる部位には異常は見られませんでした。
「よかったー!」と安堵した瞬間、先生から
「ただですね。左の脳の前頭部に水が溜まっているんですよ」と、思いもよらない言葉が…。
話を聞くと、どうも小さい頃から溜まっている水で、ここ数年で大きくなったものではないそうです。いきなり大きくなると、脳の壁面がつるんとした形になるそうですが、末っ子の壁面はもこもこしていました。
水が溜まるのは原因不明で、肺に溜まる人、他の臓器に溜まる人、それぞれらしいです。MRIの普及により今まで知らなかったことが、どんどん明るみになった…ともおっしゃっていました。
先生は、「日常生活やサッカーに影響はないから、今まで通りやっていいよ」とおっしゃいましが、自分の頭に水が溜まっていて、それがヘディングで使う場所に…と想像した末っ子は気持ち悪くなり、しばらく病院で横になり休ませてもらいました…。
帰宅後、「その話はしないで」と言われたので、しばらくその話はせず、ただ、就寝時にビワ葉温灸を頭に当ててあげていました。
魔法の言葉、「大丈夫だよ。みんながいるからね」と言葉を添えながら。
今後、サッカーを続けるかやめるか…私もどうなるか分かりませんでしたが、末っ子の気持ちに任せようと決心していました。
クリスマスプレゼントのリクエストはー
さぁ、子どもたちがワクワクのクリスマス!わが家のサンタさんは、枕もとに置くスタイルは卒業したので、好きなものをリクエストして一緒に買いに行きます。
末っ子のリクエストは、「去年のベンチコートが小さくなったけん、ベンチコートが欲しい!寒いから、アンダーシャツと専用の手袋、中学用のサッカーボール持ってないから、それも欲しい!」と、全部サッカー関係のものばかり。
私は仕事だったので、主人が頑張って全部買ってくれました(笑)
私が帰宅して、嬉しそうに買ってもらったものを見せてくれる末っ子の姿を見て、「もう大丈夫だな」と思いました。
ただ、頭の水は経過観察で1年後にまたMRIを撮って大きさを確認します。これ以上大きくならないため、もしかして組織が吸収して小さくなるかもしれないので、今も毎晩、頭にビワ葉温灸を当てています。
生後半年から始まり、現在も続く末っ子の病気やケガ。きっと末っ子は病気やケガを通して私に何かを伝え、教えてくれているのかもしれません。
これだけ色々と病気やけがを経験したのに、すべて回復しているのも奇跡ですしね…。
家族に何かあるとやはり不安です。しかし、不安で病気がケガが治るわけではありません。不安は不安を呼び、大きくします。それがまた治癒力を阻害してしまいます。
私はビワ葉温灸のおかげで、「これを当てているから大丈夫!」と「大丈夫、大丈夫」の心を持てています。
1番辛い末っ子に「大丈夫だよ」と声をかけれる心の余裕があることが本当に幸せです。
今回のことを経験して、ますます【一家にひとり、ビワ葉温灸セラピスト】を‼と思いが強くなりました。
ご自身も、お子さんも、家族みんなが幸せな波動が循環するなぁ、と‼
ビワ葉温灸をお持ちの方、個別にレクチャーしますので、どうぞご連絡ください。また興味がある方もぜひお話を聞きにいらしてください。
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